
集中力アップできるノイズリダクション耳栓!Saccater Focus Earplugsのレビュー!
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集中力アップできるノイズリダクション耳栓!Saccater Focus Earplugsのレビュー!

今回はノイズリダクション耳栓のSaccater Focus Earplugsについてのレビューを書きたいと思います。Saccater Focusは、SNR 23dB、NRR 17dBで周辺の騒音を遮断し、どこでも深い集中ができ、仕事や学習にも最適な耳栓となっています。前回レビューしたSaccater Momentとはコンセプトが異なり遮音性が高めです。
- SNRとNRRについて
- SNR(Single Number Rating)
- NRR(Noise Reduction Rating)
- Saccater Focus Earplugsのレビュー!
- 耳栓の選び方
- 認定されたノイズリダクション
- 多目的用途
- なぜSaccater耳栓なのか
- 箱
- 内容物
- イヤーピース
- 持ち運びケース
- Saccater Focus
- 取り外しが多い人にはSaccater Linkがおすすめ!
- Saccater Focus Earplugsの使用感について
- FocusとMomentの違いについて
- ウレタン系の耳栓とSaccaterの耳栓はどっちがよい?
- 今回の個人的感想&まとめ
SNRとNRRについて
Saccater Focus Earplugsでのノイズ低減についてはSNR(Single Number Rating)とNRR(Noise Reduction Rating)の表記の2種類が用意されています。この2つの違いについて簡単に説明したいと思います。
SNR(Single Number Rating)
主にヨーロッパ(国際規格ISO 4869-2)で使われる遮音性能の指標です。各周波数帯での減衰量をもとに算出される「単一値」で、製品のパッケージなどに「SNR 23 dB」と記載されていれば、その耳栓やイヤーマフを正しく装着すると、騒音を最大で23 dB減らせるという意味です。
NRR(Noise Reduction Rating)
主にアメリカ(ANSI S3.19-1974規格)で使われる遮音性能の指標です。こちらも各周波数帯での減衰量をもとに算出されますが、SNRよりも厳しめ(安全側)に計算されるため、同じ製品でもNRRの方が数値が低くなる傾向があります。「NRR 17 dB」とあれば、その製品で騒音を最大17 dB減らせるという意味です。
Saccater Focus Earplugsのレビュー!

耳栓の選び方
Saccater Focusの再利用可能なシリコン製耳栓は、簡単に装着でき、お手入れも簡単です。異なるサイズの調整可能なイヤーチップが付属しており、小さな耳にも一日中快適にフィットします。正しく装着すれば耳から落ちることなく、雲のように柔らかく耳に収まります
認定されたノイズリダクション
Saccater耳栓はNRR 17dBおよびSNR 23dBのノイズリダクションが認定されており、有害な音から聴覚を保護します。40~75dBの騒音をしっかりと遮断し、93dBまでの音から聴覚を保護します。Saccater耳栓は、認定機関の資格を持つ第三者機関による準拠テストを経ており、信頼性の高いノイズリダクション効果が証明されています
多目的用途
学生、働く人、旅行者、音楽愛好者、音に敏感な人などのための柔らかいシリコン製で洗える耳栓です。職場やコンサートでの聴覚保護、ストレスのない旅行、睡眠時のいびきや騒音のブロック、特に横向きで寝る人に最適です。バイクや飛行機での防音、オフィスやその他のスペースでの集中力の維持にも役立ちます
なぜSaccater耳栓なのか
私たちは兄弟2人でこの耳栓を設計しました。市場には多くの選択肢があるにもかかわらず、適切なものが見つからなかったからです。私たち自身が使用し、友人にも渡しましたが、意外にも彼らからも好評を得ました。それがきっかけで、より多くの人々に役立ててもらいたいと思い、一般に公開することにしました
箱

箱は白を基調として、Saccater Focus Noise-Reducing Earplugsと書かれたシンプルなものです。

箱の裏側は全面英語です。Noise Reduction Rating 17 DECIBELSと大きく書かれています。

周波数ごとのテスト結果も箱に掲載されています、

箱を開けるとこのような感じでケースが入っています。
内容物

内容物は以下のとおりです。
- 耳栓
- イヤーチップ4種類
- 持ち運びケース
- 収納ケース
- 説明書

収納ケースはこのような緩衝材で覆われたしっかりとしたものが採用されています。収納ケースについてもしっかりとしたこだわりが感じられるデザインになっています。
イヤーピース

イヤーピースについてはXS / S / M / L の4種類が標準で付属しています。色については本体と同色となっています。
持ち運びケース

持ち運び用のケースでSACCATERのロゴが入っています。ストラップ部分はシリコンでできています。

ケースを開けるとこのような感じで耳栓が入っています。

ケースから耳栓を取り出すとこのような感じです。

持ち運びケースについては内部はシリコン素材になっています。
Saccater Focus

Saccater Focus Earplugs本体です。白いシリコン素材でできています。

全体がシリコン素材を採用しているので、かなり柔らかいです。Saccater Momentはイヤーチップだけですが、Saccater Focusは全体がシリコン素材を使っているので、肌触りが柔らかいです。

イヤーピースの内部は何もありません。フィルターレス設計となっています。

イヤーピースを外した状態の耳栓ステムです。シリコン素材なので、イヤーピースをつける時にシリコンがぐにゃるので少し取り付けにくいです。

内側は溝がある形状になっています。この点は素材が異なりますがSaccater Momentと同じです。

横からの画像です。

取り外しが多い人にはSaccater Linkがおすすめ!

こちらはSaccater MomentのクラウドファンディングでSaccater Linkがセットでついているのですが、そのSaccater LinkはSaccater Focusにも装着可能です。Saccater Linkがあると首にかけておけるので、取り外しが多い人はSaccater Linkがあるとめっちゃ便利です。

このような感じでSaccater Focus Earplugsnおステム部分にシリコンの輪を通してします。シリコン部分は伸びるので、着脱も簡単です。
Saccater Focus Earplugsの使用感について

Saccater Focus Earplugsの使用感についてですが、全体がシリコン素材を採用しているので柔らかく、肌触りもよいです。Saccater Focus Earplugsの方が耳にも優しい感じがします。イヤーチップも自分の好きなサイズを選べますし、長時間の使用にも耐えられます。
気になる遮音性能についてですが、Saccater Momentよりも周辺ノイズを低減できていると思います。ただし、17dBの低減なので完璧な遮音という感じではないですね。ファンノイズなど、空気清浄機やサーキュレーター、扇風機、PCから出るノイズくらいならほぼ気にならないようにしてくれます。
これだけでも集中力を上げる効果としてはかなり良いですね。仕事や勉強の時などに使うとかなり効率がアップできると思います。完全に遮音されるわけではないので、何かあっても直ぐに気がつけるというのもメリットです。
FocusとMomentの違いについて

特徴 | Saccater Focus | Saccater Moment |
---|---|---|
素材 | シリコン | 樹脂 |
ノイズ低減性能 | SNR: 23dB, NRR: 17dB | 13dB NRR |
装着感 | 柔らかく、耳にフィットしやすい | Focusと同様の形状だが、樹脂 |
イヤーピース | XS/S/M/Lの4サイズ付属 | XS/S/M/Lの4サイズ付属 |
用途 | 集中、仕事、学習、睡眠、ミソフォニア、旅行など | コンサートなどのライブエンターテイメント向け |
再利用 | 可能 | 可能 |
その他 | キャリングケース、説明書付属 | キャリングケース、説明書付属 |
特徴 | 全体がシリコン素材でできているので柔らかい | 600メッシュ膜フィルターによる周波数選択的なノイズ低減 |
Saccater Focus EarplugsとSaccater Momentの違いについてですが、基本形状は同じですが、使用している素材やコンセプトが異なります。Saccater Focusは全体をシリコン素材を採用しており、純粋に遮音を重視した耳栓となっていますが、Saccater Momentは600メッシュ膜フィルターによる周波数選択的なノイズ低減機能があり、コンサートやライブ、仕事場などでも声が聞きやすいという特徴があります。

耳へのフィット感についてはSaccater Focusの方が全体がシリコン素材なので肌触りが優しいです。Saccater Momentの方が痛くなるかといえばそうではないので、これについては好みの問題かもしれませんね。素材が樹脂のSaccater Momentの方が見た目の高級感はありますね。イヤーピースについては両方ともXS/S/M/Lの4サイズです。

Saccater FocusとSaccater Momentについては、コンセプトが違うので単純な比較は難しいのですが、自分の用途に合わせて選ぶのが良いと思います。ノイズ低減はしたいけど声などは聞こえて欲しい(ライブや仕事場など)の場合はSaccater Momentがおすすめです。全体的にノイズ低減をしたい場合はSaccater Focusがおすすめですね。
ウレタン系の耳栓とSaccaterの耳栓はどっちがよい?

単純な遮音性能はウレタン系の耳栓のほうが高いです。しかし、ウレタン系の耳栓は潰して耳にいれるので装着が手間です。Saccater Focusはワイヤレスイヤホンをつけるようにスッと取り付けができます。装着と外すことが多い場合は結構面倒ですね。Saccater Linkをつければ外して首にかけておくこともできますし、この気軽さが良いです。
装着感についてはウレタン系の耳栓は耳に入れる前に潰してそれを内部で膨らませて栓をするので、耳への圧迫感があります。これは人によっては違和感を感じる場合があります。Saccater Focusはイヤホンと同じようにシリコンのイヤーピースを採用しており、普段からワイヤレスイヤホンなどをしている人にとっては違和感が少ないです。
ウレタン素材は多孔質で、耳垢や汚れが内部に浸透しやすく、完全に洗い落とすことが困難なため、使い捨てが推奨されています。Saccater Focusはシリコン素材を採用しているので、何度も洗って清潔に保つことができます。衛生面ではSaccater Focusの方が圧倒的に良いです。
遮音性能だけで考えればウレタン系がおすすめですが、衛生面や再利用性などを考えるとSaccater Focusが良いですね。自分の用途に合わせて選ぶのが良いと思います。
今回の個人的感想&まとめ
今回はノイズリダクション耳栓のSaccater Focus Earplugsについてのレビューでした。前回レビューしたSaccater Momentは特定周波数だけ聞きやすくするちょっと特殊なコンセプトを持った面白い耳栓でしたが、Saccater Focus Earplugsはそちらよりも遮音性能が高めの耳栓となっています。
Saccater Focus Earplugsは全部がシリコン素材でできているので、柔らかく耳にフィットしてくれます。肌触りの優しいです。遮音性能についてもSaccater Momentよりも3dB向上しており、遮音を重視したい人はSaccater Momentがおすすめですね。Saccater Focusは遮音性能が上がっているので、ノイズを消して集中したい時に最適ですね。仕事や勉強にも最適です。睡眠時に、部屋のファンや空気清浄機やPCなどのちょっとした音が気になる人にも最適です。
Saccater Focusはシリコン素材で洗ったりできるので衛生面でも良いですね。一度買ってしまえばずっと使えるというのはSaccaterの良い点だと思います。耳栓に3000円というのは初期投資としては結構高めですが、素材がシリコンで壊れることはないでしょうし、ウレタン系の耳栓などは定期的に交換してランニングコストがかかることを考えれると、長期的に使う前提であればSaccater Focusを買うという選択肢はありだと思います。
Saccater Focusについては、現在もAmazonで販売されており、今すぐ購入可能です。
- 全体がシリコン素材で柔らかくて肌に優しい
- SNR 23dB、NRR 17dBで周辺の騒音を低減
- シリコン素材なので洗うことができて衛生的
- 耳栓としては結構価格は高め
ぜひ興味のある人はSaccater Focus Earplugsを購入してみてはいかがでしょうか?Saccater Focus Earplugsを購入する!